しがみつかなくて良いという安心感がある?
派遣というと短期間の契約になっていて、いつ契約満了になってしまうかとビクビクしながら働いている方もいます。次の契約を更新してもらえるかどうかがすごく気になるのです。
しかし、介護職(ケアスタッフ)の場合は、殆どの方が気にしていません。何かしらの事情があって、仮に派遣契約が終了したとしても、また次の職場を探してもらったら良い程度にしか考えていないのです。
これは、現在の介護市場が売り手市場になっているため、介護職(ケアスタッフ)がどんどん必要となっており、求人は非常に多いです。よって、派遣の契約更新を恐れることなく派遣での勤務ができると言えますね。
これは、派遣で働くにおいて非常に重要なことです。派遣で働いていて、急に来月から来なくて良い、と言われると路頭に迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか?
それがないということは、介護職(ケアスタッフ)にとって派遣は安心感があって高時給高待遇で勤務することができる、まさにメリットしかないような状態になっています。
しかし、徐々に介護職(ケアスタッフ)の採用基準が厳しくなってきています
ここ数年で介護業界の人材確保のあり方も随分と変わってきました。一言で言うと離職率が低い介護施設にするための仕組みを考え、実践している介護施設が増えているということです。
離職率が低い介護施設にするためには、仕組みの構築も大切ですが、どういった人材が勤務しているかも非常に重要になります。人が良ければそれだけで離職率が下がることも当然ありますので。
採用数を増やすよりも離職率を下げる、そういった方向にシフトしている介護施設が増えていることは、知っておいた方が良いでしょう。
介護職(ケアスタッフ)の派遣も離職率を下げるためのツールにもなっている?
介護職(ケアスタッフ)の派遣は採用数を増やすために利用していると思っている方が多いでしょう。しかし、実際には離職率を下げるために利用していることが多いです。
どういうことかと言うと、派遣で一定期間勤務をして、その中で正社員として勤務したいと思った時に正社員になる、という形になると、入職後すぐに退職ということはまずないためです。
つまり、スタッフ側から見ると、合わなくて数日で退職を希望してしまうことの回避、派遣先からすると逆で、早期退職されてしまうリスクを軽減することになります。
派遣は派遣でずっと働いても構いませんが、派遣から正社員にといった道のりも実際にあります。派遣を上手く利用すると一気に選択肢が膨らみますので、是非検討してみてくださいね。